直し家とは
寸法をかえる。カタチをかえる。
やぶれ、穴、すりきれ、壊れを直す。
それだけを、一途に探究しています。
〖ミッション〗
- 愛着ある服の再生を、安心・信頼して託して頂ける、日々技術の研鑽に励む職人集団たること。
- 「直して着る」この豊かな体験を多くの方と共有し、モノを大切にする人の丁寧な暮らしを応援します。
- 付加価値の高い技術開発を通じ、高品質を相場より手ごろな価格でお届けすることを目指します。
- 一生涯の修理技術を身に付ける為の、成長機会を提供すること。
〖貢献できること〗
- 「痩せた・太った」に対応するサイズ直し
- 「型が古くて着られないけど、捨てられない愛着のある服」のシルエットを蘇らせること。
- 「破れ・穴・壊れ」を修復し、衣類の寿命を延ばすこと。
- 「時間がない貴方」に代わって、ボタン付け・ほつれ直しなど、身のまわりのお直しを行うこと。
- カジュアルな商品に加え、フォーマルにも対応します。元仕立て職人・プロパースタッフが品質にこだわり修理します。
- 紳士スーツのサイズ直しは、元百貨店の仕立て職人・元テーラー事業主が中心となり担当します。
- 破れの修理は専門チームが担います。予算とお求めになる修復水準に応じて、修理方法をご提案致します。
- ジーンズの補修(リペア)は、専任のスタッフが修理と技術開発を担っております。高品質・リーズナブルの両面の実現を目指します。
- ダウンコートのサイズ直し・破れ修理・ファスナーなどの交換修理にも対応します。全国から多くの修理依頼を頂いております。是非ご相談下さい。
- 実店舗は、東京都世田谷区にて7店舗で営業しています。(用賀店・豪徳寺店・千歳船橋店・尾山台店・三軒茶屋店・松陰神社店・池尻大橋店)
- オンラインで見積を依頼し、商品を郵送にて依頼することが可能です。弊社の直営工場(世田谷縫製所)に品物をお送り下さい。
いつの日からか、モノが低価格になり、大量生産・大量消費・大量廃棄の経済システムになりました。年間約250 万トンの繊維製品が消費され、200万トン近くがリサイクルもしくは、ゴミとして捨てられているようです。日本人独特の「もったいない」という表現が、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイ氏(2011年逝去)の活動により世界で脚光を浴び、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しています。特にドイツや北欧では、「修理して使い続けることがクール」というトレンドがおこっています。「買って捨てる消費」に終止符を打つための取り組みが行われています。「捨てる」を前提としない、新しいものづくりと消費のかたちです。この「修理」を促進する動きは、「リペア・エコノミクス」と呼ばれ、スウェーデンでは、衣類や靴、皮革製品、自転車、家庭用布製品、大型家電の修理に対する消費税を従来の25パーセントから12パーセントに引き下げ、今後さらなる減税政策が検討されています。日本においても、廃棄することまでの責任をもつメーカーが支持され、倫理的にも、法的にも捨てない(捨てられない)時代がやってきました。「所有」せず「シェア」することが新たなライフスタイルとして注目されていますが、これも、旧システムから脱却する為の新たな消費スタイルと言えます。愛着をもって大切に使って頂く為のリペア・エコノミクス。「直して着る」スタイルが、広くカルチャーとして定着するよう、質の高い仕事をおこなってまいります。